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《紙ジャケ》ワイルド・マン・フィッシャー、ミック・ラルフス《Papersleeve》
エアメイル/ワサビレコード提供。フランク・ザッパ・ファミリーワイルド・マン・フィッシャーがフランク・ザッパのプロデュースで発表した2枚組アルバム(1969年)。元モット・ザ・フープル、バッド・カンパニーのギタリスト、ミック・ラルフスが1986年に発表したファースト・ソロ。価格は¥3,300円、¥2,860円。
YouTUbe - Wild Man Fischer / An Evening with Wild Man Fischer [Full Album]
YouTUbe - Mick Ralphs / Take This
《紙ジャケ》ピーター・アイヴァース PETER IVERS《Papersleeve》
(株)ディスクユニオン (2012-08-08)
売り上げランキング: 19131
(株)ディスクユニオン (2012-08-08)
ディスクユニオン提供。数年前に輸入盤市場で登場していたUS/WOUNDED BIRD盤をベースに紙ジャケ化。日本製紙ジャケット/直輸入盤 帯・ライナー付 国内仕様.価格は¥2,500円(税込み)。
YouTube - PETER IVERS / Terminal Love
YouTube - PETER IVERS / GRAND THEFT AUTO THEME
《紙ジャケ》ザ・レジデンツ RESIDENTS 第三弾《Papersleeve》
[CD]
アーティスト:ザ・レジデンツ
レーベル:バウンディ
発売日:2010-02-17
[CD]
アーティスト:ザ・レジデンツ
レーベル:バウンディ
発売日:2010-02-17
ハヤブサ・ランディングス提供。レジデンツ 紙ジャケット コレクション第三弾。今回は1980年前後の3作品(「ノット・アヴェイラブル」の録音は1974年)。価格は¥2,500円(税込み)。当然私は絶対買い。ロック初心者は買うべからず。バカと阿呆が買う物です。
YouTube - The Residents / The Making of a Soul
YouTube - The Residents / Eskimo (the Movie)
YouTube - The Residents / Amber (The Commercial Album 1980)
#1324 Jean-Yves Tourbin / Gayan (1981)
02. Une Lettre Pour Alpha Diallo
03. Vous Et Moi
04. Le Boumerang
05. Pour Miranda
06. La Revolution
07. L'Amococadis
08. Des Millions D'Etres Humains
09. Tiens Voila La Lune

某輸入CDショップの店頭で偶然購入した1枚。いや、ジャケットは随分前に目にしていたのだが、ジャケットに写る怪しげなおっさんがなんだか気持ち悪くて購入に踏み切れなかったのだが、随分と安い値段が設定されていたので(多分1000円以下だったと思う)モノは試し、と購入に踏みきった。調べたらアルバムの主人公の名前は Jean-Yves Tourbin(現Jean-Yves-Marie Tourbin)。生年月日はよく判らないが、フランス語で歌われている事から察するにフランスのSSWだと思う。いや、歌詞がフランス語だからってフランス人だとは限らない。ハイチやモナコ、コンゴ、マダガスカル、カメルーン、ルワンダ、カナダのケベック州やニューブランズウィック州、更にイタリアやベルギー、スイスの一部の州でもフランス語が話されているから、実際にはこれらの国の出身者なのかもしれぬ。いずれにせよ、年齢不詳、足跡不明の人物という訳だ(CD付属の冊子の文字は余りにも小さすぎて何が書いてあるのか皆目不明)。まあこういう、安売りセール品を紹介するのが個人的に好きな管理人なので我慢して読んで欲しい。
ジャンル的には所謂アシッド・フォーク(若しくはサイケデリック・フォーク)。アシッド・フォークとは1960年代の音楽文化の一つでもあったサイケデリック・ミュージックの一ジャンルとして扱われるのが普通。ちなみにアシッド(ACID、acid)という英語には”酸っぱい”といった意味もあるが、アシッド・フォークとかアシッド・ロックと書いた場合の”アシッド”とはLSDなどの幻覚剤のことを指す。ドラッグを服用して超現実的なひらめきをベースに音楽の世界に閉じ込めたのがサイケデリックとかアシッドという言葉が付いた音楽な訳だ。こうした幻覚剤は当然の事ながら服用する人間の体を蝕み、数多くの有能な音楽家の人生を破綻に追い込んだ。だがそんな危険がありながらも、既存の音楽の枠に満足出来ない若い音楽家の多くが新しい音楽を生み出そうと服用した訳。まあ、若いから好奇心も旺盛な訳だ。ただ、幻覚剤の影響下でのヒラメキが1960年代の中盤から後半以降のロックに革命を齎した訳だから、音楽の世界で語る上で”アシッド”という言葉を除外する訳にはいかない。