benri-navi by myhurt
《紙ジャケ》マリー・パンテ「マリー・パンテ:ジュネーヴ・ラジオ放送録音」《Papersleeve》
ディスクユニオン提供。女性ピアニスト、マリー・パンテ(1871-1955)のジュネーヴ・ラジオ放送録音。価格は¥1,980円。
《紙ジャケ》V.A.「Gift Box 感動のクラシック大全集 (5CD)」《Papersleeve》
日本コロムビア提供。「GIFT BOX」シリーズ、クラシック編。紙ジャケ、というよりは紙製パッケージによるBOX商品。価格は5枚組で¥4,180円。
《紙ジャケ》ニコライ・オルロフ、エンマ・ボワネ《Papersleeve》
Sakuraphon (サクラフォン) (2020-04-29)
Sakuraphon (サクラフォン) (2020-04-29)
ディスクユニオン提供。ピアニスト、ニコライ・オルロフが1960年代初頭のイタリアのマイナーレーベルに残し始めたスタジオ録音からの復刻。ショパン名演集。そしてエンマ・ボワネが1934年から1940年にかけて米NYで行ったSP録音によるフランス音楽名演集。価格は¥1,980円。
YouTube - Nikolaj Orloff plays Chopin Ballade No. 4 in F minor Op. 52
《紙ジャケ》トリオ・カルディア「シネマ・ホリック」《Papersleeve》
CRAFTMAN RECORDS (2018-06-06)
売り上げランキング: 9,377
ディスクユニオン/CRAFTMAN RECORDS 提供。フルート、ヴァイオリン、ピアノによるクラシック・トリオが贈る映画音楽のカバー集。セミダブル紙ジャケット/UHQCD。価格は¥3,000円。
《紙ジャケ》坂本龍一《Papersleeve》
[CD]
アーティスト:坂本龍一
レーベル:commmons
発売日:2011-10-12
by ええもん屋.com
[CD]
アーティスト:佐渡裕 + 沢井一恵
レーベル:commmons
発売日:2011-10-12
commmons提供。市川海老蔵の主演映画『一命』(1962年の映画『切腹』のリメイク)、坂本龍一が箏奏者・沢井一恵のために書き上げた、自身初となる箏とオーケストラの協奏曲。作曲家としての坂本龍一の才能が堪能できる作品でしょうか。価格は「一命」オリジナル・サウンドトラックが¥2,520円(税込み)、「点と面-Ryuichi Sakamoto presents : Sonority of japan」が¥3,150円(税込み)。
【訃報】ポーランドの作曲家 グレツキ氏死 76歳
ヘンリク・グレツキ氏死去 ポーランドの現代音楽作曲家 - 47NEWS(よんななニュース)
ヘンリク・グレツキ氏(ポーランドの現代音楽作曲家)ポーランド通信によると、12日、同国南部カトウィツェの病院で死去、76歳。死因は伝えられていない。交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」(76年)など多数の交響曲、合唱曲、ピアノ曲を作曲。90年代前半に交響曲第3番が英国や米国などで大反響を呼び、世界的に有名になった。
戦後ヨーロッパのクラシック音楽界を代表する作曲家、ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(Henryk Mikołaj Górecki)が死去した模様です。享年76(歳)。ポーランド生まれの現代音楽の作曲家。20世紀のヨーロッパ、特に第二次世界大戦を経験した世代の作曲家の作品には悲劇とか戦争をテーマにした作品も少なくないのですが、このヘンリク・グレツキにしてもそうです。代表作「交響曲第3番「悲しみの歌の交響曲」作品36」は過激な現代音楽的前衛手法だけに頼る事なく完成させた、戦後のクラシック音楽を代表する名作です。
ポーランドの作曲家といえば個人的にはクシシュトフ・ペンデレツキが好きでオーディオ装置に夢中になっていた時代に、クシシュトフ・ペンデレツキと共にヘンリク・ミコワイ・グレツキのレコードにも手を出したことがあるのであるのですが、ミーハーな過激表現を期待していた私には「交響曲第3番」は肩透かしに聴こえた記憶があります。お恥かしい。もうウン十年も前ですが、これは名曲ですね。
![]() | Henryk Gorecki Naive 2005-11-15 |
【訃報】日本ではN響指揮者としても知られていたホルスト・シュタインが死去 80歳
H・シュタイン氏死去 N響など指揮
ホルスト・シュタイン氏(NHK交響楽団名誉指揮者)N響に入った連絡によると、27日、スイスの自宅で死去、80歳。ドイツ出身。ウィーン国立歌劇場第一指揮者、ドイツ・ハンブルク州立歌劇場音楽総監督などを歴任。ドイツ・バイロイト音楽祭などで、ワーグナー作品の指揮者として高い評価を得た。
ユニバーサル ミュージック クラシック (2001-04-25)
売り上げランキング: 616
1年中ブログを更新していると感じるのですが、やはり訃報は冬と夏に集中します。体の弱った方、お年をとられた方には厳しいんでしょうね。若い方も自分は大丈夫だ、なんて過信しないで充分に睡眠をとるなど、皆様お体をお大事になさって下さい。
さて訃報。日本ではNHK交響楽団の指揮者としても知られるラインラント地方の都市エルバーフェルト出身のドイツの指揮者、ホルスト・シュタイン(Horst Stein)氏が2008年7月27日、亡くなった模様。80歳。スイスの自宅で死去されたそうです。上のリンクはワーグナーの「ニーベルングの指環」よりなんですが、ワーグナーの指揮を得意とした人だったそうです。流石はドイツ出身。ハンブルク国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場などでの指揮者を経て、1975年に日本のNHK交響楽団の名誉指揮者を担当。1990年代半ばには体調を崩して第一線からは退いていた模様です。安らかにお休みください。
Horst Stein - Discography
【訃報】米作曲家のノーマン・デロ=ジョイオが死去 95歳
Norman Dello Joio, Prolific and Popular Composer, Is Dead at 95
Norman Dello Joio, a composer who achieved wide popularity in the mid-20th century with a proliferation of essentially tonal, lyrical works, died on Thursday at his home in East Hampton, N.Y. He was 95.
Reference Recordings (1993-05-06)
売り上げランキング: 23040
《紙ジャケ》ブルーノ・ワルター Bruno Walter《Papersleeve》
ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)
■モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」&第39番(紙ジャケット仕様)
■モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」&第40番(紙ジャケット仕様)
■モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」&第41番「ジュピター」(紙ジャケット仕様)
■モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク(紙ジャケット仕様)
■ベートーヴェン:交響曲第1番&第2番(紙ジャケット仕様)
■ベートーヴェン:交響曲第4番&第5番「運命」(紙ジャケット仕様)
■ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」(紙ジャケット仕様)
■シューベルト:交響曲第5番&第8番「未完成」(紙ジャケット仕様)
■シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」(紙ジャケット仕様)
■マーラー:交響曲第1番「巨人」(紙ジャケット仕様)
ソニーミュージックエンタテインメント提供。ブルーノ・ワルターの紙ジャケ復刻企画。価格は何れも良心的なソニー価格の¥1,890円(税込み)。
ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)はドイツの指揮者で1876年生まれ、1962年没。クラシック音楽の世界では、フルトヴェングラーやトスカニーニと並んで愛されてきた指揮者で、俗に「三大巨匠」と呼ばれることもあるそうです。SP盤の時代から数多くの録音を残してきた人で、ブルーノ・ワルター指揮全集なんて類のボックスセットなんかも容易に手に入ります。
ニューヨーク・フィルハーモニック
ワルター(ブルーノ)
ソニーミュージックエンタテインメント
(1999/07/23)
売り上げランキング: 5497
《紙ジャケ》グレン・グールド Glenn Gould《Papersleeve
グレン・グールド(Glenn Gould)
■バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年録音)(紙ジャケット仕様)
■バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)(紙ジャケット仕様)
■バッハ:イタリア協奏曲(紙ジャケット仕様)
■バッハ:インヴェンションとシンフォニア(紙ジャケット仕様)
■バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 Vol.1(第1番~第8番)(紙ジャケット仕様)
■バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 Vol.2(第9番~16番)(紙ジャケット仕様)
■バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 Vol.3(第17番~24番)(紙ジャケット仕様)
■バッハ:フーガの技法(紙ジャケット仕様)
■バッハ:フランス組曲第1番~第4番(紙ジャケット仕様)
■バッハ:フランス組曲第5番&第6番(紙ジャケット仕様)
ソニーミュージックエンタテインメント提供。グレン・グールドの紙ジャケ復刻企画。価格は何れも良心的なソニー価格の¥1,890円(税込み)。
YouTube - Gould plays Goldberg Variations Aria & var.1-7
私が初めて耳にしたクラシック・ピアニストの作品、それはグレン・グールドのバッハ/ゴールドベルク変奏曲。1981年版です。彼は1982年に脳卒中のため1982年に死去していますので「ゴールドベルク変奏曲」の再録版は彼にとっては最後の傑作となった訳です。この作品はコンパクトディスクの初期から発売されていたのでよく聴きました。勿論、グレン・グールドによってバッハの「ゴールドベルク変奏曲」に初めて接したのですよ。
上はその晩年の演奏映像ですが、見ても判るようにグールドは鼻歌唄ってます。これが異様でCDにもこのグールドの鼻歌が入っていたから、最初はアッケにとられました。私はクラシック音楽の専門家でないのであまり大きな声では言えませんが、通常のクラシック音楽のファンからすればグレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲」は極めて異色であるという。しかし、この”異色”こそが実はグレン・グールドの持ち味でもありました。
グールドは「ゴールドベルク変奏曲」の演奏に際して独自の解釈を加えた演奏を披露して、グレン・グールド版「ゴールドベルク変奏曲」をオリジナルの域に到達させてしまった稀代の天才ピアニストでした。独創的な解釈を死ぬまで貫いた、という点で彼は本当の天才アーティスト。そのグールドの紙ジャケが出るというのだから注目せずにはいられません。個人的には「ゴールドベルク変奏曲」は絶対に買う。今、初めて聴いた「ゴールドベルク変奏曲」のプラケは自宅にないしね。
(1981年デジタル録音)
ソニーミュージックエンタテインメント
(2004/11/17)
売り上げランキング: 52