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《紙ジャケ》ヘッジホッグ・パイ、レスリー・ダンカン、アンディ・フェアウェザー・ロウ、リチャード・トランス、ボブ・シーガー《Papersleeve》
ヴィヴィド サウンド提供。韓国「BEATBALL MUSIC」のサブ・レーベル、『BIG PINK』復刻シリーズ。価格は¥2,970円。
YouTube - Hedgehog Pie / The Green Lady [Full Album] (1975)
YouTube - LESLEY DUNCAN / Fine Friends
YouTube - Andy Fairweather Low / Spider Jiving (The Geordie Scene 06.02.1975)
YouTube - Richard Torrance / Double Take [1978, Full Album] 🇺🇸
YouTube - BOB SEGER / Back In ’72
《紙ジャケ》ランディ・パイ、コブラーズ・ラスト、スタマティス、マザーロード、ブーイズ《Papersleeve》
VIVID SOUND提供。韓国「BEATBALL MUSIC」のサブ・レーベル、『BIG PINK』シリーズ。価格は¥2,970円。
YouTube - Randy Pie / Kitsch (1975)
YouTube - Cobblers Last [UK] - Boot in the Door, 1979 (a_1. Lowlands Of Holland).
YouTube - Stamatis Spanoudakis / Looking Back
YouTube - Motherlode / When I Die
YouTube - THE BUOYS "Timothy" HQ
《紙ジャケ》ヘロン HERON 《Papersleeve》
WASABI RECORDS (2016-11-09)
エアーメイル/WASABI RECORDS提供。英木漏れ日フォーク、ヘロンの初期作の紙ジャケ化。価格は¥3,240円。
YouTube - Heron / Yellow Roses 1970
YouTube - Heron / Minstrel & A King
(復活)英フォーク・ロック・バンド、ペンタングルがオリジナル・メンバーで復活
UKフォークの伝説的グループ、PENTANGLEがオリジナル・メンバーによる再結成ツアーを行う
昨年に結成40周年を記念盤となるボックス・セット『The Time Has Come』をリリースして話題を呼んだ、UKフォーク界のスーパー・グループ、ペンタングル。今回、全盛期を飾ったオリジナル・メンバーが再集結し、6月29日から本国でのツアーを行う。

フェアポート・コンベンション、スティーライ・スパンと並び賞賛されるイギリスのフォーク・ロック・バンドといえばペンタングル (Pentangle)。個人的な好みで言えば、このバンドが3つの中で一番好きです。デビューは1968年の「The Pentangle」。当時のメンバーはジョン・レンボーンとバート・ヤンシュと英二大ギタリストに女性歌手のジャッキー・マクシー、ベースにダニー・トンプソン、ドラムスにテリー・コックスという布陣でした。
#1025 Shelagh McDonald / Stargazer (1971)
2. Liz's Song
3. Lonely King
4. City's Cry
5. Dowie Dens Of Yarrow
6. Baby Go Slow
7. Canadian Man
8. Good Times
9. Odyssey
10. Stargazer
11. The Road To Paradise (Bonus Track)
12. Sweet Sunlight (Bonus Track)
13. Spin (version 1) (Bonus Track)
14. Rainy Night Blues (Bonus Track)
15. Spin (version 2) (Bonus Track)
16. Dowie Dens Of Yarrow (False Start)(Bonus Track)
17. Dowie Dens Of Yarrow (Demo) (Bonus Track)
Mooncrest (1999/06/16)
売り上げランキング: 134,373
アイランド・レコードのクリス・ブラックウェウルらが1960年代末に設立したレーベル、B&C(ビート&コマーシャル)。このレーベルは運営の初期にはジェネシスでお馴染みカリスマ・レーベルの作品を配給していた事でも知られるレーベルだ。1969年から1972年まで運営されていたレーベルで、閉鎖後はB&Cが運営中に設立した傘下レーベル、ペガサスにB&C所属のアーティストは移籍して音楽活動を継続している。両レーベルに跨って作品を発表したアーティストにアトミック・ルースターが存在した。ご存知ELPのドラマー、カール・パーマーが初期の頃に在籍していた事で知られるバンド。他にもスティーライ・スパン、アンディ・ロバーツ、スパイロジャイラといったバンドが両レーベルに跨って作品を発表している。さて、このB&Cレーベルであるが、このレーベルに在籍して2枚の作品を発表しながら、その後音楽シーンから消えてしまった女性シンガー/ソングライターを紹介したい。シェラ・マクドナルド。
いかにも美形のお姉さんといったシェラ・マクドナルドは英エセックス生まれの男性シンガー/ソングライターで1969年にRCAからデビュー作を飾った後、B&Cに移籍して作品を発表したキース・クリスマスに認められてプロ・デビューを飾る事になった女性。このキース・クリスマスが所属していた音楽プロダクションがセプテンバー・プロダクションというチームで、イアン・マシューズ、ミッキー・ジャップ、スティーライ・スパン、キース・クリスマス、スプリガンズ、フィンチといったアーティストの作品を手がけたサンディ・ロバートソンという人物が同プロダクションの首謀者。キース・クリスマスやスティーライ・スパン、アンディ・ロバーツ、スパイロジャイラ、シェラ・マクドナルドといったアーティストがセプテンバー・プロダクションと契約していた。いずれにせよ、所属アーティストの大半をレコード・デビューさせたのだから、サンディ・ロバートソンという人物のビジネス手腕はなかなかのものだったのだろう。
#0798 Dr. Strangely Strange / Heavy Petting (1970)
2. Summer Breeze
3. Kilmanoyadd Stomp
4. I Will Lift Up Mine Eyes
5. Sign on My Mind
6. Gave My Love an Apple
7. Jove Was at Home
8. When Adam Delved
9. Ashling
10. Many Malone of Moscow
11. Goodnight My Friends

「よくぞ、こんな変わったジャケットを正確に再現したものだ」。1960年代~1970年代の間に発表された、変形アルバム(主にブリティッシュ・ロック)をミニチュア化した日本製紙ジャケットを手にした時の一般的な印象。ご承知の通り、我が日本は世界に名高いミニチュア紙ジャケの最高峰。イタリア製の無骨な紙ジャケなど及びもしない程の完成度の高い日本製紙ジャケを手にとって、一気に30年前まで記憶が遡ってしまったオールド・ロック・ファンも我が日本には相当数いるのではないかと思います。家庭環境などにより、仕方なくレコードを手放してしまったファンも相当数いる筈ですし、こうした紙ジャケットの需要も、まだ暫くは続くのではないかと思います。
日本製紙ジャケをカタログに持つレコード会社で一番目立つ会社といえば、やはりユニヴァーサルでしょうが、今回紹介するアーティストを発売したエアー・メイル・レコーディングスという会社は2003年秋にアフィニティとリンダ・ホイルの紙ジャケを発売してくれた有り難い会社。今回の主役、ドクター・ストレンジリー・ストレンジ(Dr. Strangely Strange)のアルバムは同社の《ブリティッシュ・レジェンド・コレクション Vol.2》として発売されたオリジナル仕様の紙ジャケ作品。ジャケットに渦巻き模様がないのがなんとも残念でありますが、ロジャー・ディーンのデザインによる奇抜なジャケットが正確に再現されているのが嬉しい限り。
#0126 Traffic / John Barleycorn Must Die (1970)
2. Freedom Rider
3. Empty Pages
4. Stranger To Himself
5. John Barleycorn
6. Every Mother's Son

1996年イタリア・フランス合作によるヴァーチャル・リアリティ・タッチのSF映画『ニルヴァーナ』の劇中で印象的な使われ方をしたトラッド・ナンバー「John Barleycorn (Must Die)」を含む中期トラフィックの代表作「John Barleycorn Must Die」を取り上げたい。トラフィックは1967年に僅か16歳でスペンサー・デイビス・グループの一員としてデビューした青い目の天才ブルー=アイド・ソウル・シンガー、スティーブ・ウィンウッドが1967年にスペンサー・デイビスの元を離れて結成したバンド。
当時のメンバーはウィンウッドの他、デイヴ・メイソン、ジム・キャパルディ、クリス・ウッドの4人。1967年春にデビュー・シングルを発表した後、同年末に当時のサイケデリック・ミュージックからの影響を感じさせるデビュー・アルバム「Mr. Fantasy」を発表しています。しかしながら、メンバーそれぞれが確固たる音楽ポリシーを持つ才能高き音楽家であった為に衝突は激しく、特に元ヘリオンズのデイヴ・メイソンは結成当初から脱退&再加入を繰り返しています。1968年にはローリング・ストーンズにスワンプ・ロック・サウンドを導入させるキッカケとなったアルバム「Traffic」(プロデュースはジミー・ミラー)を発表。