(音響)創立60周年を記念してケンウッドが「トリオ」ブランドを復活?

 2006-07-09

アマチュア無線機で往年のブランド「TRIO」が限定復活!

ケンウッドは、2006年12月に迎える創立60周年を記念して、アマチュア無線機オールモード・マルチバンダー「TS-2000S(ブラックバージョン)」を発売する。国内では限定60台の販売で、さまざまな特典が付く。現在発売中の「TS-2000S」をベースに、フロントパネルやメインツマミ、キャリングハンドルなどを高級感漂うブラックで統一。さらに国内モデルは、ケンウッドの前身であるトリオのブランドロゴ「TRIO」を使用し、往年の高級ブランドであるトリオを限定復活させる形となっている。



トリオ、じゃないや、ケンウッドが創立60周年を記念して一時的に”トリオ”の名前を復活させるという。その1号機は現在既に発売中のアマチュア無線機TS-2000の限定ブラック・バージョン。設立当初は無線機器会社として発足されたため、創立記念製品はやはり無線機にこだわったのでしょう。

公式プレス

えええと、なんか辺です。かつてトリオのアンプやチューナー、そしてケンウッド創世記のアンプを使っていた人間としては妙に違和感を感じる記事です。今のケンウッドという会社は元はトリオと名乗っていた会社で遡れば1946年に長野県の春日無線電機商会を起源としています。これが”創立60周年”の根拠ですね。

ケンウッドは元々トリオの高級ブランドとして扱われていました。記事には『ケンウッドの前身であるトリオのブランドロゴ「TRIO」を使用し、往年の高級ブランドであるトリオを限定復活させる形となっている。』とありますが、これは逆で当初はケンウッドが高級ブランドでありました。トリオが国内で初めてケンウッドの名前を使用したのは1979年。高級品のLシリーズ専用のブランドでした。

当初は。

トリオといえばチューナー、という時代がかつてあってパルスカウント方式によるKT-9700(1976年)、KT-9900(1978年)といった高級チューナーを発売してました。KT-9900は当時20万円もしました。だからといって旧トリオはアキュフェーズみたいな高品ばかりの会社ではなく、ちゃんと普及価格のオーディオ商品も発表してました。1980年以降ですが、トリオのアンプ、そして6万円台のKT-1000というチューナーも一時使っていた記憶があります。

で、ケンウッドの高級品のLシリーズ。元々トリオブランドで高級品もあったのですが、さらに差別化しようとトリオはケンウッド・ブランドによる贅沢なオーディオ製品を発表します。今では考えられないおKとです。今の若い人からすればケンウッドと会社は携帯やカーオーディオを作る安っぽい会社というイメージを持っていることでしょう。しかし昔は違いました。

L-01A、L-01T。どちらもケンウッドの1号機。高級アンプはセパレートというイメージを覆す、プリメインアンプで1台27万円という価格。L-01A。そしてチューナーのL-01TもKT-9900で培われた技術をおしげもなく投入して完成させたチューナーとして登場、世のオーディオ・ファンを驚かせたものです。当時本当に驚きました。ですが、この製品は序章にしか過ぎませんでした。

1982年に発売されたプリメインアンプのL-02AとチューナーのL-02T。価格は55万円と30万円。価格も凄かったが重量も凄かった。プリメインアンプとしては常識はずれの55万円。Σドライブとかいう、今もってよく理解できない先端技術を利用して他社がまったく追従できない画期的なオーディオ製品を完成させてしまったのでした。輝かしいピュアオーディオの時代です。重厚壮大がよしとされていた時代でした。

翌年の1983年には前年の高級機種の弟的存在のプリメインアンプL-03A、チューナーのL-03Tが発売されます。価格は共に10万円台。ケンウッドのブランド名があったが、商品そのものは限りなくトリオに近いものでしたね。この商品を発表した時点で既に社内では社名を一本化しようという動きがあったのかもしれません。

私はL-03AとL-03Tには目もくれず、学生の身分でありながらL-02Aを購入しました。これ絶対に欲しい、当時はそう思ってましたから。新品じゃありません。発売から1~2年後に購入した中古でした。それでもかなりの価格でした。稼動してませんが、実は今でも自宅に保存してあります。懐かしい思い出なので。

この後オーディオにヴィジュアルが結びついてピュア・オーディオの時代が崩壊、トリオも社名をケンウッドと一本化します。1986年のことでした。これ以降のケンウッド製品には興味を覚えなかったので全く判りません。創立60周年記念に無線機を持ってきたので次はやはりLシリーズの復活でしょうか。

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