(酷評)オアシスのギャラガー兄弟、ビートルズの新作を酷評
ギャラガー兄弟、ビートルズの新作を酷評
オアシスのノエル&リアム・ギャラガー兄弟が、ビートルズの新作『Love』に対して厳しい評価を下している。2人は月曜日(11月20日)ロンドンの映画館で行なわれたバンドのドキュメンタリー『Lord Don't Slow Me Down』の上映会に出席。ファンからの質問コーナーで辛口のコメントを発した。「意味がない行為」と批判するノエルは「5曲聴いて止めた」という。リアムにいたっては「クズ!」と吐き捨てた。「いまだにビートルズを理解できねえ奴は、この先もわかんねえよ。俺の中にはビートルズが詰まってるぜ」。
まあ、そうでしょう。同調できるコメントです。今回の作品「ラヴ」は2000年代に入って2枚目となるビートルズの公式アルバムとアナウンスされていますが、兎に角???が頭の中で一杯です。スタジオにおける編集作業でメッタヤタラにリミックス作業されたものも一つの作品であると認識出来るクラブやDJ世代の1990年代以降の洋楽ファンにとっては受け入られる形態なのかもしれません(注;どうやら原曲ズタズタといったレベルのミックスではないようですが、、、)。
が、リミックス・アルバムがオリジナルとは全く別の意味ある作品だと言われても黒いアナログ・レコード世代の人間にとっては正直複雑であるというのが逸話ざる気持ちです。「Yellow Submarine Songtrack」でさえ、古くからビートルズ・ファンを中心に賛否両論をまきおこしたというのに。まだ聴いてはいませんが、現時点では今のところ購入する気が全くおきません。興味はありますけれども。頭古いのかなあ、私は。
■Past Masters Vol.1(1988年)
■Past Masters Vol.2(1988年)
■The Beatles 1(2000年)
■The Beatles Live At The BBC(1994年)
■Anthology 1(1995年)
■Anthology 2(1996年)
■Anthology 3(1996年)
■Yellow Submarine Songtrack(1999年)
■Let It Be...Naked(2003年)
■Love (2006年)
これがCD時代になって新たに登場しらアルバムの数々ですが、ビートルズの歴史に「Love」を入れてよいのでしょうか。ご承知のように元はといえばビートルズの楽曲を利用したエンターテイメント集団であるシルク・ドゥ・ソレイユのラスベガスでの常駐公演『LOVE』のために作られていたもの。よって本来ならばビートルズ名義ではなくシルク・ドゥ・ソレイユの名義で発表されるべきアルバムんばのでは?。
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