(発売)月9ドラマ『のだめカンタービレ』の人気に便乗 CD-BOXセット発売
のだめカンタービレ』の8枚組CDボックス発売!全100トラック入り
クラシック作品としては異例のヒットを記録した“のだめオーケストラ”の演奏によるアルバムや、3週連続で発売される登場キャラクター別のコンピ盤に続き、今話題の月9ドラマ『のだめカンタービレ』に関連した新たなアルバムが登場! 番組で使用されたクラシック楽曲のフル・ヴァージョンをCD8枚に全100トラック収録したボックス・セット『のだめカンタービレ ベスト100』が発売されます。演奏は国内外の著名アーティストによるもので、番組を彩ったクラシック楽曲を全100トラック収録。
のだめカンタービレ ベスト100 (通常盤)
のだめカンタービレ ベスト100 (完全生産限定盤)
現在の日本著作権法が定める著作権の保護期間は50年間。著作者が亡くなってから50年間は著作権法の規定により存続しますが期間を過ぎてしまうとご承知の通り権利が消失してしまいます。ご承知の通り、JASRAC)など16の著作権保護団体が著作権保護期間を50年間から70年へ延長せよ、と求めて文化庁に要望書が提出、これを受けて著作権保護期間の延長問題を考える国民会議が発足されるという事態に発展しております。
著作権保護期間の延長問題を考える国民会議が発足
海の向こうの米国では今から8年前の1998年に著作権の保護期間は死後50年から70年(個人の著作権者)、75年から95年(企業の場合は)に延長されておりますが、今日本では50年。50年です。ベートーヴェン、ハイドン、バッハ、モーツァルト、ベルリオーズ、ブルックナー、プロコフィエフ、ガーシュウィン、彼等は死後既に50年を経過していますので、日本では権利が失効しています。CDショップの店頭にベートベンやバッハ、モーツァルトのBOXセットが強烈なバカ安価格で売られているのもこうした理由があるからです(演奏者や指揮者など、実演者に対する著作隣接権も法には規定あり)。
昨今の”のだめ”ブームの便乗商品なのか、ソニー・ミュージック・エンタテインメントから同番組で使用されたベートーヴェンやモーツァルトなどの定番曲を実に100曲も収録したBOXが登場します。通常仕様と特典付きの仕様があり、通常盤は¥4,800円(税込み)、特典付きの生産限定品でも¥\7,800円(税込み)。CDは8枚。従って1枚当りの単価はそれぞれ¥600円、¥975円となります。石丸電気などの都内の大型CDショップにいくと、これ位の単価のクラシックCDは沢山存在しますが、やはり”のだめ”は旬のキーワードなので結構売れる事でしょうね。

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