(売却)大手レコード会社 ビクターエンタテインメントが売却?
サザン、SMAPに衝撃! のりピー事件に続くショック - 芸能 - ZAKZAK
サザンオールスターズ、SMAPら大物アーティストを擁する音楽ソフト会社「ビクターエンタテインメント」に売却話が持ち上がり、音楽業界に衝撃が走っている。ビクターにとっては、元所属アーティストの酒井法子被告(38)の覚醒剤事件に続くショックだ。CDの消費低迷やネット配信の拡大など激動期を迎える業界全体にとっては再編に向けた大きな一歩になるのか。
記事中にある、サザンオールスターズやSMAP、酒井法子被告の動向は私にとってはどうでもいいことなんですが、個人的には同社がかかえる洋楽資産がどうなるのか、大変気になります。特に当ブログが積極的に紹介している日本の宝、オヤジロック世代が常日頃注目している紙ジャケットCDの動向です。
思えばまだ一般に紙ジャケットなる言葉が市民権を得ていない1990年代も半ば、他社に先駆けて紙ジャケットCDを発売したのがビクターでした。勿論ジャズ。ジャズといえばビクター、そういい切ってもいい位同社がかかえるジャズ・アルバムのカタログは豊富でありました。ジャズ・ファンのみならず誰もが知っているソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」もビクターエンタテインメント提供アルバム。プレスティッジとかリバーサイドといった名門ジャズ・レーベルの日本での販売元がビクターエンタテインメントだったというだけで、株主が変わった所で変わりはないのかもしれませんが、音楽資産の扱いに疎い投資家や企業にだけは移って欲しくないですねえ。
記事によれば、『電機メーカーの日本ビクターとケンウッドの持ち株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス」が、ビクター株の過半数を売却する方向で交渉しているという。』という事のようなので、行く末は大丈夫かと思いますが、CDを買う人はどんな世代の人達なのか、よく理解した上で新オーナーの方には音楽資産を扱って欲しいです。本当にお願いします。
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