(閉鎖)これも時代の流れ HMVジャパン1号店が閉鎖
HMV“日本発祥”渋谷店、8月に閉鎖 CD不況、悪化の一途 - SankeiBiz(サンケイビズ)
音楽・映像ソフト販売大手のHMVジャパン(東京都港区)が、日本1号店で、国内最大規模の「HMV渋谷店」を8月中旬にも閉鎖することが7日、分かった。同社は、経営不振から「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が買収する方向で交渉している。
今でこそ、音楽CDを買うのは通販が主体になってしまいましたが、インターネットが普及する以前は、CDといえば輸入CDショップに足を運んで買うのが主流でありました。今も昔も、私の趣味に最も近いショップはディスクユニオンなんですが、タワーレコードやHMVジャパンといった外資系輸入CDショップにもこれまで結構な小遣いを投入してきたものです。
私の場合、レコファンとかタワーレコーズ、WAVE、シスコ、ディスクユニオン、石丸電気などで1980年代からCDを買ってきて、HMVで初めてCDを買ったのは1991年4月29日、どこの店舗だったかは忘れましたが、トレヴァー・ウィッシャート/ヴォックス(エレクトリック・フェニックス)を買いました。渋谷だったかなあ。当初はタワーなんかに比べて高い、という印象があったものの、(当時は)HMVしかない物なんかもあって、結構重宝したものです。
時代は変わってネット通販の時代になり、そしてデジタル配信の時代になって音楽を聴く人のスタイルも大きく変わってきました。未だにCD買う私のような人類は原始人で今のスタイルはパッケージのないデジタル配信で音楽を聴くのが主流のスタイル。日本の音楽市場形成に一時代を築き上げたHMVジャパンの時代の終焉、私にとってはなんとも寂しいニュースであります。
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