(凋落)店頭販売で売れた時代は過去のものへ
CD販売店数ピークの約4分の1 HMV渋谷閉店に見る「凋落」 : J-CASTニュース
1990年代に「渋谷系」と呼ばれた音楽の拠点ともなったCDショップ「HMV渋谷」(東京都渋谷区)が、2010年8月22日の営業を最後に閉店した。英国に本拠を置く音楽ソフト販売グループの国内1号店として90年にオープンして以来、20年の歴史に幕を閉じた。背景にはインターネットを通じた音楽配信の隆盛のほかに、CDやDVDの通信販売市場が拡大し、街中でCDを売る「リアルショップ」の役割が薄れていることもある。
以前とりあげたHMV渋谷店の閉店のニュース。ついに8月22日に閉店したのですね。随分昔はお世話になった渋谷店。輸入CDショップを買うには米資本のタワーよりもHMV、UK盤買うのならHMV、という事で過去には随分とお世話になりました。今では私の主たるCD購入先はネット通販、アマゾンやHMVとなっております。それと時々ディスクユニオン。
地方にひっこんで既にうん十年。学生時代と違い、今では殆ど店頭に足を運ぶ事はなくなりましたが、それでも月に1回弱はおやじロック世代にとっては欠かす事のできないショップ、ディスクユニオンに足を運んで実際にCDを手にとって購入するのが楽しみでもあるんですよね。こんな事を書いている事から判るように、私は今でも音楽データのダウンロード入手に馴染めない古い人間でパッケージ込みでないと買った気がしないのであります。ジャカットも作品の一部、という世代ですから。
あいも変わらず著作権の管理者側はCD売れないのは不正ダウンロードが原因、と決め付けておりますが、私等のようなクラシック・ロックの世代は昔と変わらず1960年代や1970年代の古めかしいロックのアルバムを買うのであります。権利を守るという大儀のため、ややもするとお金を出してパッケージを買う人達にしわ寄せがくるのが日本の音楽産業の日常なんですが、若い人に無理やり音楽を聴かせようとするのではなく、どんな世代の人がCDを買っているのか、市場をよく調査して対策を施してほしいものです。
HMV渋谷閉店でも売れている“大人の音楽”の魅力とは - 芸能 - ZAKZAK
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