(破産)時代の流れ CDショップ「WAVE」の終焉
CDショップ「WAVE」、全店舗を閉鎖し自己破産申請へ
(株)WAVE(TDB企業コード984810531、資本金4450万円、港区六本木3-16-26、代表岡本次子氏)は、6月28日付で債務整理に入っていたが、7月末に全店舗を閉店し、8月6日付で自己破産申請の準備に入ったことを明らかにした。当社は、1993年(平成5年)1月に音響、映像ソフト小売を目的に設立。「WAVE」の店舗名で、音楽CDを主体にDVDなど音響、映像ソフト、関連商品や書籍類を販売。大規模な独立店舗やインショップなどの形態で、ピーク時には40店舗強にまで拡大し、97年2月期(その後、決算期変更)には年売上高約122億円を計上してい
た。しかし近年は、市場の縮小を受け、店舗のスクラップを進めていた。
「WAVE」が自己破産。パッケージを買う人が少なくなり、更にCDを買うにしても通販で済ませてしまう人の激増により、こうした店頭CDショップが世の中から消えていきます。私の場合、WAVEでの最初の買い物は調べてみたら1989年でした。「中世のクリスマス」「ミュージック・フォー・グラスハーモニカ」「リズム・デビルズ」。こんな物を買ってます。昔は池袋にあったんだよね。
今じゃ私もすっかりCDショップに足を運ばなくなってしまいました。購入はアマゾンかHMVのネット通販、そして月に1度のディスクユニオン通いです。時代が変わった、と言ってしまえばそれまでですが、寂しいですね。
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